今週のお題「名作」
■大丸ミュージアム<梅田> ブルーナ絵本展
矜子は大学時代、なぜか学科の廊下で配られていたミッフィー展の招待券をウキウキでゲットするも計画性がなさ過ぎて結局行きそびれたという悲しい過去を持っており、そのリベンジをしようと思ったのかはわからない。
めちゃくちゃ良かった。360度すべてが優しさで溢れていた。
実際の原画が展示されており、シンプルな曲線で構成された画面だからこそのセンスの"違い"を感じた。それにしても線がきれいすぎる(イラスト系の展示に行くと毎回これ言ってる)と思ったのだが、途中で実際の作業風景の動画があって、点描のように筆を小さく小さく進めながら描いていておったまげた。字にしろ絵にしろゆっくり書(描)いたほうがいいってツイートが流れてきたのを見て、自分もゆっくり線を引いてみたら気持ち綺麗に描けた気がしたし、プロがゆっくり時間をかけて描いているのはやっぱりそうなんだという感じだった。
いつも美術館に行ってもボーッと見て理解した気になって駅につく頃には全部忘れてるので、もっと主体的に鑑賞するぞ! 絵をちゃんと見て何か発見するぞ! と意気込んでたら発見したんですけど、雪が積もってるシーンは地面に接してる部分の片方だけ線が長くなってて、柔らかい場所に立っているのを表現してる。
気付いたとき感動した。気づかないくらい細やかだけど理に適っててスッと入ってきて、引き算の表現だなと思った。
「なみだ」のコーナーがあって、かわいいものに対する泣かないでという独特の狂おしい感情というか、あの場所でしか感じられない気持ちがあった。特にこの鳥さん、あまりにも良い。鳥さんのTシャツもあって分かってんな~と思った。このポストカードを飾ってると常に「泣かないで」という気持ちになる。
一目惚れした「クリスマスってなあに」の表紙のポストカード売り切れてて残念だったけど、このシーンもめちゃくちゃイカすんだよな~。展示終わったあとに絵本が読めるコーナーがあってそこで読んだんだけど、1ページ目でいきなりベツレヘムが出てきて子供わかんないだろと思った。俺もわかんない。絵本エアプなので下手なことは言えないが、わからなさも含めて保護者と子のコミュニケーションが重要になるということだろう。
こういうケースがメインになってるタブレットって味薄いよな~。
今メインで使ってるピルケース↓どうしようかな。
梅ねり入れにでもするか。
その後、ポケセンに行ってクワッスのケツを見た。楽しい一日だった。
※今回、どうしても最後まで書きたかったのでタイプミスした箇所に色をつけています。