中性色の服ばかり着ている

タイプミスしたら即終了

221121 坂道を歩こう

早いものでこのブログを開設してから1ヶ月だ。かといって特別何か変わったことがあるわけでもなく、今日も仕事してラーメン食って酒を飲んでIdle Slayerをやっただけだ。思えば今までもずっとそんな感じだったが、ブログにしたためることで日常のしょうもない出来事から新たな発見ができるというのが続けてみて実感したことの一つだ。というわけで今日も遠回りして帰った道中で思ったことを書こうと思う。
地元になくてここにあるものは色々ある。まず蓋のない深い用水路。街灯が少なくて暗いので本当に危ないし怖い。おまけに歩道がめちゃくちゃ細いか無いかなので、車が通る場所では身を細くして端っこを歩かなければならない。幸いまだ踏み外したことはないが、そのうち一度はやらかすだろうという予感がしている。子供だったらマジでシャレにならないしこういうの行政がどうにかしないんだろうかと思うけど、来て一ヶ月ちょっとの俺でもうんざりするくらいかなり広範囲に広がっているのでとても追いつかないのかもしれない。踏み外したらまたここで報告します。
それから坂道。正直言ってこれは引っ越す前からかなり加点要素だった。高低差が好きだ。高低差があると景色に変化が生まれる。地元はどこまで行っても平べったくて目線の高さが変わらなかったので、この街を歩いているといつも新鮮な気持ちになる。県道沿いを歩いていて、ふっと視線を外してみると向こうの山だか丘だかの街明かりが煌々と灯っているのが見えるのだ。なんか、栄養あるな~って思う。季節折々の夜風の匂いとか、夜景の美しさをしっかり受け止めることができると、遠回りに含まれる栄養素をちゃんと摂取してるな~と感じる。
坂道とはちょっと違うが、歩道橋や、駅から他の建物と繋がってる通路とかそういう建造物が多いのも楽しい。アスレチックみたいな、高さを生かしていろんなところに行けたりする場所にわくわくする。ベランダも好き。セキュリティ上そういうことはあまりしない方がいいのかもしれないが、イス代わりにビールケースかなんかをベランダに置いて夜風を感じながらゆっくり読書をするのが当面の目標である。そんな感じでほどよく景色のいい場所に「居る」こと自体に快感を感じるので、結構コスパいい趣味だと書いてて思った。自分で言うことでもないが、なんとかと煙は高いところが好きということだろう。

通りがかった駐車場に停まっていた車の一台が、一時的に持ち主が離れただけなんだろうけどトランク開けっぱなしになってて、俺が今手に持ってるスマホをあそこに投げ込んで去ったら、人生終わるとはいかないまでもお互い時間を取られてそこそこ面倒で嫌な思いをするだろうな、と思った。こういうおわりスイッチですらないしょうもないことをよく考える。