中性色の服ばかり着ている

タイプミスしたら即終了

230112 白い爪黒い爪

1/15の文学フリマ京都でお手伝いさせていただくサークルの新刊サンプルが出ました。是非是非。

tef102252.hatenablog.com

世の中のどんな事柄にしても、その場所に行ってただ眺めるだけでなく、こうして実際にやっている人のナマの言葉を聞いたり読んだりしないと分からないことが多いのでこういう本ってありがたいなと思う。文学フリマ自体、リアルな人の声に触れやすい場所というか、いろんな人の人生が一つのところに一日だけ集まるスクランブル交差点なところに魅力を感じている。早く本を触りたい。人が作った本っていいよね。人の本はページをめくって何が出てくるか分からないのでワクワクする。自分で作った本は全部知ってるので読み返しても驚きがない。ここまで当たり前のことしか言ってない。

今日は珍しくネイルサロンに行ってきた。売り子として新刊を触るのだから指先は綺麗にしなくては……という意識の高さがあるわけではなく、年中サロンに行ってると金がかかりすぎるので、せめてこういうイベントにはかこつけさせてくれと思っているだけである。確認したら前にサロンに行ったのが約1年前だったのでマジで文フリのときしか行ってないらしい。写真はありません。体や服のほんの一部しか映っていない写真であっても、ネットに上げることに強い抵抗がある。スマホのアルバムに入ってるだけでも嫌なくらいだ。自分の特定のパーツが嫌いとかそういうことはないのだが、単に精神的なアレルギーなんだと思う。ネイルをする理由として、「見るだけでテンションが上がる」ということがよく挙げられるがまさにそれで、ネイルは自分で見てニコニコするだけで完結できるのがいいんだろうと今書きながら思った。髪も顔面も自分で見れないのがね……。そういうわけなのでネイルはそこまで人に見せようとは思わない。出先の景色や食い物や買った本はアホほど見せたくなるのに何なんだろう? 承認欲求も色々。まぁネイルの写真は自分で撮るのも一苦労だしな……

ネイルカラーは白が好きなんだけど、白って服だと無難なくせにネイルだと難しすぎる色だなと思う。真っ白だとちょっとした手荒れや指のシワが際立ちすぎる。その分キマってたらかっこいいんだけど。完全な無彩色はパステルやビビッドカラーとはまた違う難しさがある。黒もかなり人というかTPOを選ぶし。刺青やピアスホールと違って100均で買えていつでも落とせるネイルというパーツであっても、黒はとくべつ強そうで怖そうな存在感を感じる。そういや今日、全然関係ないのになぜかぼっち・ざ・ろっく!の廣井きくり姉さんについて考える時間があった。かっこいいなって。黒ネイルだけでなく、彼女のキャラデザは全体的に見てすごくいいなと思う。現代で下駄履いてるキャラって浮きそうなのに全体で綺麗にまとまっているのが不思議だ。スカジャン? スタジャン? って妙に和の雰囲気と親和性がある気がする。ああいうロックな格好と生き方をしたいというよりは、自分がなれないかっこいい表現者の姿を見て苦悶するのが気持ちいいのかもしれない。くそー。ロックになりてー。薬用のハンドクリーム死ぬほど塗りまくって白ネイルが似合う女を目指すか。