今日は珍しく目的があってアニメイトに行った。
このアクキーめっちゃよくないですか? ご当地(って打ったら予測変換に「後藤」が出てきて、上手いこと言ったつもりになるなよと思った、俺に対して)グッズでこんな楽しくなさそうな顔してることある? たこ焼きを身につけさせられたキャラがこんな焦燥した顔でうずくまってるグッズって出してもいいんだと思って、めちゃくちゃ感動して、告知ツイートを見たときから絶対買おうと決めていた。
🅖🅞🅞🅓🅢
— TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式 (@BTR_anime) 2023年2月5日
Blu-ray&DVD
リリースイベントツアー
―――――――――――
開催記念グッズ発売中🎉
ED演出/作画監督/作画担当
スズキハルカさん(Pie in the sky)
描きおろしイラストを使用🎸
🔽販売先
アニメイト対象店舗&アニメイト通販#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/ZfrAjt3z6p
東京のこっちまで不安になってくる表情めちゃくちゃいい。宮城もずんだシェイクに対して何の感情を抱いてるのか謎すぎてよすぎる。そもそもEDの絵柄がめっちゃかわいいというのがハマった理由のひとつだったので、この絵柄でグッズが出たのがすごくうれしかったというのもある。先にそっちを書きなさいよ。
ED映像は全部好きだけど特にカラカラが好き。
前後の別のEDには他のバンドメンバー3人が出てくるが、この映像にはひとり一人しか出てこないのも印象的だ。その分彼女のより深い部分に迫っている気がする。特に0:17から出てくる承認欲求モンスターがガオーってするところがかわいさもあり切なくもあって好きすぎて何回も見てしまう。あくまでギャグとしての表現だと思っていた承認欲求モンスターがこうして改めて描かれることで、デフォルメされてるとはいえ高校生の少女にとって承認されたいという思いが切実じゃないわけないわな、と思って、彼女の内心のすごく柔らかいところに触れてしまったような気がして感情がグチャグチャになる、し「愛された方が確かに無双的だけれど」という歌詞のところにこれを重ねてくるのも手加減してくれやと思う。あとその前の飲みながら足ぱたぱたしてるぼっちちゃんの動きめちゃくちゃかわいいしインドア人間特有の姿勢の悪さがちゃんと表現されててすごいし、最後は走りながら😖になるのもかわいすぎる。俺ごときが今更そんなこと言ってもハアなのだが、デフォルメという表現は使い方次第では細密な描写以上に多くの感情の機微を伝えてくれると思うし、何といってもかわいい。全ての動きがかわいい。本当グッズにしてくれてよかった、でももっと出してほしい。
こうして特定の商品が欲しくてアニメイトに入ったのって何年ぶりだろうか? マジでやることない日とかは街に出たついでに覗いたりしてみることがあり、俺が中学生のころから変わらない娯楽以外の要素がまったくない色と音に満ちた雑然とした空間は、やっぱりこの歳になってもワクワクするのはするのだが、ハマっているジャンルがないとその楽しそうな雰囲気もどこか遠く感じられる。何も買わずに出るのが寂しすぎて使う予定のないちいかわのポストカードやら配色の本を毎回買ってしまう。これ本当にやめたい。ふーん、今はこういうジャンルが流行ってるのね、了解了解、と分かった気になって、きゃらびぃを持ち帰るだけでも十分楽しいのだが、何が俺をそうさせてしまうのだろう。この店のどこにも居場所がないという不安感を金を使うことでごまかしているのだろうか。ガチャガチャコーナーの前に半ば座り込んで一心不乱に回していた二人組のギャルが羨ましかった。好きな作品や人物のグッズがアニメイトに販売されているあなた、その居場所をどうか大切にしてください。