中性色の服ばかり着ている

タイプミスしたら即終了

230305 レターパックで現金送れ

巷で噂の新たなSNS、Misskey。ツイッターで流れてくる楽しげなスクショを見て興味をもった。
一番ホットなioサーバーは人気すぎて新規アカウントを作成することができなかったので、ノリが近そうなサーバーに入ってみた。レターパック与謝野晶子も送れる。何も考えずに投稿した無意味なポストにリアクションがつく。楽しい。タイムラインの流れがとても早くて、何というかこう、あらゆるやりとりが瞬間的だ。俺が何者なのか誰も気にしてない、このくらいの匿名感が好きだったのかも。
そう思いながら夜遅くまでタイムラインを眺めて寝たのだが、次の日の午前中にもう一度開いてみたら夜とは全然雰囲気が違って驚いた。みんな特定の相手に対して呼びかけをしていて、自分と仲が良い人のアカウント名を自分のプロフに書いていて、キャラシみたいなのを作っている。レターパック全然送ってないじゃん。なんだかむず痒くて眩しい光景だった。SNSとは、コミュニケーションとは本来こうあるべきなのだ、と現実に戻されたような気がして寂しかった。ネットで友達を作れる人ってすごい。かくして俺のMisskeyライフは15時間で終わったのだった。
未だにシステムをよくわかっていないところもあるのだが、そもそもサーバーだのインスタンスだのがあるSNSと相性悪いのかも。Pawooもあんまり長続きしなかったし、Discordは参加はしてるけど発言したことは一度もない。ディスコは特によくわからないシステムが多すぎて怖い。サーバー独自のものなのかわからないが、発言するたびにEXPがたまるみたいなやつ、あれなんなん? 気になる話題があっても、いきなりレベル0の俺が入っていったら誰こいつ!?!?ってなって盛り上がるはずだったトークがすっかりしらけて全員が損した感じになる、という光景を想像して眠れなくなる。やっぱツイッター最強だな。ツイッターがなくなったら、このブログ一本になると思う。最悪、SNSがこの世からなくなっても死にはしないし、なるようにしかならないという気持ちで生きている。

レターパックで現金送れ/はすべて詐欺です」をミームとして定着させようと最初に考えた人はセンスあると思う。シンプルな命令文である前者も、「すべて」が詐欺であると断定する有無を言わせぬ勢いがある後者も、誰もが一度は見たことがあるフレーズだからこそ感じられる、言葉としてのマッシブさがある。俺もマッシブな言葉で誰かと通じ合いたい。内輪ノリというものにずっと憧れがある。憧れという言い方は違うかもしれないが、適度にくだらなくてかつ拠り所にできる耐久性のあるマテリアルをずっと欲している。そのせいか俺の脳内だけで通じるスラングが割とある。オモコロの一週間の振り返りチャットみたいに、脳内会話の面白い部分は記録しておきたいんだけど、自分一人の脳内で完結することに慣れてしまうと、現実の物質を介して記録することが二度手間でしかなくなってしまう。自分ひとりでのチャットアプリみたいなやつもスマホに入れてみたことがあるけど圧倒的二度手間に屈してしまった。最近は意識的に何らかの形でアイデアを残すようにしてはいるけど、現実のスピードに追いつかずに俺の脳内で消えていくアイデアや発言の方がはるかに多いのだと思うとすげー損した気分になる。

 

 

今ギリギリサルベージできたメモしてなかった仕事中の自分の脳内発言

「サーバーより俺の方が負担かかっとるわ」

 

 

特に理由はないんだけど、ふと聴きたくなってSpotify団結2010を聴いた。キャラ紹介ソングみたいなのってどれも似たり寄ったりだなとか思ってたけど、13年前にこれをやっているお姫ちんはやっぱ流石だぜ。